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物流ニッポン掲載 三次貨物運送 高校生・外国人が参加

2025年(令和7年)11月4日(火曜日)
物流ニッポン LOGISTICS NIPPON

交安啓発へ漫画制作

三次貨物運送 高校生・外国人が参加

 

 三次貨物運送(細川喜一郎社長=広島県三次市)は、高校生を対象とした、外国人に伝える交通安全漫画の原案づくりワークショップをプロデュースした。9月13日には市内在住の外国人も加わり、内容をブラッシュアップ。完成した漫画は、12月5にち、広島県トラック協会北備支部(細川支部長)主催の安全大会の会場で展示する。

 日本で暮らす外国人が増える中、ルールや文化の違いによる交通事故、トラブルを未然に防ごうと企画。第一段階として、山陽学園大学ボランティアサークルあいローターアクトクラブが協力し8月19日にワークショップを開催した。県立三次高校の生徒9人が参加し4グループに分かれて原案を考え、AI(人工知能)を活用し4コマ漫画を作成した。

 次の段階として、8月に制作した漫画を基に、外国人の視点を取り入れ内容を再構築。高校生に加え、イギリスやカナダ、アフガニスタン、フィリピンの出身で市内に在住する10人が出席した。講師には、山陽学園大学総合人間学部ビジネス心理学科の上地玲子准教授と、岡山理科大学付属高校の桑原直子教諭を招いた。

 吹き出しの内容などについて、議論を重ねながら、伝わりやすい言葉を選択。高校生が漫画の1コマにある青信号について説明すると、外国人参加者から「グリーンではないか」と指摘が入り、「ブルーまたはグリーン」と表現を変更する場面もあった。

 最終フェーズとして、北備支部の安全大会で交通犯罪被害者の小谷真樹氏による講演を予定。通常は支部会員のみの参加となるが、今回は地域の人に参加してもらおうと90人が収容できる会場を用意した。

 市立十日市小学校の6年生89人と十日市中学校の1年生85人も聴講する。また、保護者にも案内するほか、市民の参加申し込みを受け付ける。当日は、講演後に小学生2人と中学生2人で4人チームをつくり、グループトーキングの時間を設定。交通安全への理解を深めてもらうとともに、中学生に下級生と協議して物事を進める力を養う場にしてほしいという狙いもある。

 細川社長は「地域全体で交通安全に取り組むことは、必要だ。多くの方に参加していただき、交通安全を自分ごととして考える時間にしてほしい」と話した。

 講演会は12月5日に十日市きんさんセンターホールで実施。窓口は広ト協北備支部で、11月21日午後5時まで申し込みを受け付けている。 (宮本晶子)