5000発「みよし市民花火まつり」、三次高校の生徒が企画・運営に初参加

 広島県三次市中心部の夜空を約5千発の打ち上げ・仕掛け花火が彩る「みよし市民花火まつり」が、27日午後7~8時にある。市内の高校生が初めて企画・運営に参加。若者たちのフレッシュなパワーで盛り上げる。

 

 市民でつくる実行委員会にフレッシュ部会を設け、三次高1~3年生13人が集う。7月上旬から案を出し合い、まつりのテーマは「MIYOSHI fresh!!!~みんなで進む軌跡~」。三つの感嘆符は、市中心部で合流する江の川水系の3河川をイメージした。

 

 花火の展開にも高校生の発想を生かす。1~3部は「百花繚乱(りょうらん)」「ワクワクおもちゃ箱」「あの夏の青春」と名付け、華やぐ桜や紅葉、子どもたちの喜びなどを表現。打ち上げムードを高める楽曲の選定にも関わり、フィナーレの4部では名所の尾関山公園(三次町)開園100周年を祝う。

 

 27日は午後6時35分から開会セレモニー。同部会の5人がまつりの進行役も担う。同高3年升本咲良さん(17)は「どの世代も楽しく、思い出に残る花火まつりにしたい」と意気込む。

 

 実行委は、まつり当日の交通規制を公式ホームページで告知している。実行委員長の細川喜一郎さん(65)は「若い力でどんな花火まつりになるのか楽しみ。三次を訪れ、大切な時間を過ごしてほしい」と呼びかける。実行委事務局☎090(7176)7727。(林淳一郎)
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中國新聞デジタルより